馬の博物館 (横浜)

テーマ展
馬のお世話のいまむかし

2022年12月02日

馬は、今から5500年ほど前に家畜化されたと考えられています。家畜化とは、野生動物を人間が自分たちの生活に役立つように品種改良し、飼養し、繁殖させることです。このうち、「飼養」とは、かんたんに言うと「お世話」のことです。餌や水をあげ、馬体と周りの環境をきれいにすることはもちろん、馬のことをよく観察して、適切な「お世話」をすることで、馬と人とのよい関係を築くことができます。

日本では、これまでどのような馬のお世話がなされてきたのでしょうか。厩、餌・水やり、からだの手入れ、蹄のケア、医療、糞尿の処理などについて、今と昔で変わったこと、あるいは変わらないことは何か、馬の博物館所蔵資料を通して考えてみましょう。

【展覧会概要】

展覧会名
テーマ展「馬のお世話のいまむかし」
会期
2022年12月10日(土)~2023年2月12日(日)
会場
馬の博物館 第2展示室
開館時間
10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料
大人100円、小・中・高校生30円 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額) ※毎週土曜日は小・中・高校生無料
会期中の休館日
月曜日(ただし、1月9日は開館)、
12月26日~2023年1月4日、1月10日(火)

※今後の新型コロナウイルスの感染状況により、記載内容が変更となる場合があります。

【主な展示資料】

※資料はすべて馬の博物館蔵
橋本関雪《村翁飯馬》大正時代
近藤寿俊・岡本善悦写《厩坂図会》寛政10年(1798)
渓斎英泉《支蘇路ノ駅 浦和宿 浅間山遠望》天保6-13年(1835-1842)
シンザン号調教蹄鉄 昭和39年(1964)