公益財団法人馬事文化財団

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テーマ展
馬車づくし!

2022年3月25日

幕末の安政6年(1859)の横浜開港以降、日本には西洋の様々な文物が伝えられました。 当時の日本人は、それらに強い興味関心を抱き、文明開化の流れの中で積極的に取り入れていきました。 浮世絵師たちはその激動の様相を取材し、時には想像を膨らませて描き、横浜浮世絵や開化絵とよばれる浮世絵の新たなジャンルを生み出しました。

さて、西洋から伝わった文物のひとつに「馬車」があります。 外国人が馬車で移動する様子が話題を集め、やがて明治2年(1869)に東京~横浜を走る乗合馬車が開業し、 さらに明治15年(1882)に東京馬車鉄道会社(現在の都電の前身)が新橋~日本橋の馬車鉄道の運行を開始して大勢の市民に利用されたことで、 馬車は様々な課題を抱えつつも、新たな交通手段として発展しました。

都市の生活と景観を大きく変えた馬車は、まさに文明開化のシンボルのひとつとして、 当時の浮世絵にしばしば描かれました。本展では、当館が所蔵する幕末~明治期の横浜浮世絵・開化絵を中心に、 馬車や馬車鉄道が登場する作品約35点を前期・後期に分けてご紹介します。気鋭の浮世絵師たちによって克明に描き出された、 変わりゆく都市と時代を駆け抜けた馬たちの姿をご覧ください。

【展覧会概要】

展覧会名
テーマ展「馬車づくし!」
会期
2022年2月19日(土)~4月17日(日)
前期:02月19日(土)~03月13日(日)
後期:03月16日(水)~04月17日(日)
※前期・後期で展示替えを行います。
会場
馬の博物館 第3展示室
開館時間
10:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料
大人100円、小・中・高校生30円 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料(介護者は原則1名半額) ※毎週土曜日は小・中・高校生無料
会期中の休館日
月曜日(ただし、3月21日は開館)
2月22日(火)・3月1日(火)・15日(火)・22日(火)

※今後の新型コロナウイルスの感染状況により、記載内容が変更となる場合があります。

【主な展示資料】

※資料はすべて馬の博物館蔵
歌川貞秀《横浜休日亜墨利加人遊行》
縦大判錦絵
文久元年(1861)
二代歌川国輝《横浜吉田橋通繁昌之図幷本町通弁天通外国館遠景》
縦大判三枚続錦絵
明治3年(1870)
歌川芳虎《東京往来車盡》
縦大判三枚続錦絵
明治3年(1870)
三代歌川広重《東京府下名所尽 京橋従煉瓦石之図》
縦大判錦絵
明治7年(1874)
三代歌川広重《東京名所鉄道馬車往復上野公園山下之図》
縦大判三枚続錦絵
明治15年(1882)