テーマ展
「モンゴルの生活と日本」
2019年7月12日
かつて遊牧民族が騎馬技術を駆使し、帝国が築かれたモンゴルの地では、古くから牧畜が生業として営まれてきました。現在でも伝統的な遊牧生活が受け継がれているモンゴル国では、民は五畜と呼ばれる五種類の家畜(ウマ・ヒツジ・ヤギ・ウシ・ラクダ)を飼い、季節ごとに放牧地を求めて壮大な草原を移動します。五畜の中でもウマは、広い草原地帯で暮らす人々にとって重要な移動手段であると同時に、悠久の歴史を共に歩んできた特別な存在です。
本展では『スーホの白い馬』や、遊牧民の食住や彼らを支えた家畜馬との共生、そして日本との関係の一端をご紹介します。これを機会に、遊牧民への興味が芽生え、家畜馬への関心を寄せていただければ幸いです。
【展覧会概要】
- 展覧会名
- テーマ展「モンゴルの生活と日本」
- 会期
- 7月27日(土)~9月29日(日)
- 会場
- 馬の博物館 第3展示室
- 協力
- 浅野慈司氏(写真家)
- 開館時間
- 10:00~16:30(入館は16:00まで)
- 入館料
- 大人100円、小中高校生30円
※団体(20名以上)半額 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料 ※毎週土曜日は小中高校生無料 - 会期中の休館日
- 月曜日(ただし、8月12日、9月16日・23日は開館)
8月13日(火)、9月17日(火)・24日(火)
【トピックス】
- 浅野慈司さんの写真で、モンゴルの遊牧民の気分に!!
- 会場は、写真家の浅野さんがモンゴルの遊牧民の生活や娯楽、草原風景を撮影した素敵な写真で展示します。
- 遊牧民の貴重な関係資料が豊富です!!
- モンゴル馬に装着させる馬具や、子供がナーダムの競馬で着用する騎手服、そして馬乳酒製造道具など、貴重な関係資料を紹介します。
- 8月3日(土)午後は、関連イベントデー
- 馬の博物館イベントホールにて、モンゴルの生活や文化を分かりやすく紹介する
お子様向けの講座と、モンゴル民話『スーホの白い馬』でおなじみの弦楽器「馬頭琴」の演奏を披露いたします。奮ってご参加ください。
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