公益財団法人馬事文化財団

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馬の博物館開館40周年記念
秋季企画展「馬をめでる武将たち」

2017年10月20日

日本史上、馬を愛した人物は少なくありません。その人々が馬好きであることは、後世に書かれた伝記や、本人が書いた書状などにより知ることができます。特に手紙は、記した人物がどのような馬が好みかまで書かれることがあり、その内容は興味深いものがあります。また、馬好きの人物には、実際の馬以外にも馬の絵や、騎乗した際に利用する甲冑など、馬に関する物品を集めることもありました。

今回の展覧会では、馬の博物館が収集した羽柴秀吉・黒田円清・伊達政宗などが記した馬に関する書状を中心に、それらの人物を描いた肖像、所有していた絵画・甲冑等を展示して、馬好き人間の頭と心の中をのぞいてみたいと思います。

イベント案内リーフレット

展覧会概要

展覧会名
馬の博物館開館40周年記念 秋季企画展「馬をめでる武将たち」
会期
2017年11月3日(金祝)~12月3日(日)
開館時間
10時~16時30分(入館は16時まで)
会場
馬の博物館 第2展示室
休館日
毎週月曜日
入館料
大人200円、小中高生30円、団体(20名以上)半額
※障がい者手帳等をお持ちの方は無料(付添いの方は半額)
※毎週土曜日は小中高生無料
主催
公益財団法人馬事文化財団
お問合せ
045-662-7581

【主な展示資料】

伝北条氏康像 個人蔵

像主ははたして誰なのか。謎の武将のヒントは博物館にあり。

今川氏真像 個人蔵

今年初公開された肖像。40歳代ではないかと推定されています。

上杉朝宗書状 馬の博物館蔵 初公開

関東管領をつとめた武将が八幡宮へ神馬を奉納しています。

伊達政宗書状 馬の博物館蔵 初公開

村の馬を見に行ったが予定を変更したと知らせています。

黒田円清書状 馬の博物館蔵 初公開
円清とは官兵衛のこと。8月まで馬を預かってほしいと依頼しています。
展示作品リスト

【関連企画】

記念講演会

11月23日(祝)
馬の博物館イベントホール

事前申込制ではありません

11:00
朝倉右京進-鞍を造る武士の周辺- 長塚 孝(馬の博物館学芸部長)
12:00
休憩
13:00
戦国大名の軍隊における騎馬衆―「武田騎馬隊」像の変遷をたどる― 丸島和洋氏(慶應義塾大学非常勤講師)
信長を歓喜させた東国の名馬 江田郁夫氏(栃木県立博物館学芸部長)

秋の特別イベント「馬とのつどい2017」

終了しました

11月5日(日)9:00~16:00
馬にかかわるイベントがいっぱい!

展覧会図録の販売

馬の博物館ミュージアムショップにて、展覧会図録を一冊500円で販売しております。